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【仏壇製作の舞台裏】なぜ私たちは静岡の工場まで足を運ぶのか?皆様に最高の祈りの場をお届けするための「最終確認」

皆様、こんにちは!「桜梅桃李.com」の島です。

いつもご視聴いただき、誠にありがとうございます。

今回は、静岡の仏壇メーカー様ご協力のもと、製品の**「最終品質確認」**の様子をお届けいたします。

私たちが皆様にお仏壇をお届けするまでには、単に完成品を仕入れるだけではない、大切な工程があります。それは、皆様に代わって、私たちの目で一台一台のお仏壇の品質を厳しくチェックすること。その真剣な現場と思いを、ぜひご覧ください。

■すべては皆様のために。一台のお仏壇と真剣に向き合う時間

今回、最終確認を行ったのは、重厚な佇まいが美しい黒檀の通常型仏壇「大河60-40」です。

メーカー様のご厚意で、今回は特別に、組み立てる前のすべての部品を一覧に並べた状態で確認をさせていただきました。通常は部分ごとの確認ですが、こうして全体を見渡すことで、一台のお仏壇がどれほど多くの部品から成り立ち、一つひとつの部材に職人の技が注がれているかを改めて実感します。

置き台、下台、中台、本体、そして荘厳な屋根…。これら無数のパーツが寸分の狂いなく組み合わさり、皆様のお家へと届けられるのです。

■プロの目で見る「妥協なき品質チェック」の現場

なぜ、私たちがわざわざ工場まで足を運び、ここまで細かく確認するのか。それは、皆様に寸分の妥協もない、完璧な状態でお仏壇をお届けしたいという一心からです。

今回の確認でも、いくつか気になる点がありました。

事例1:塗装面の微細な泡も見逃さない

ある部品の表面に、光を当てると分かるほどの小さな泡立ちがありました。おそらく、塗装の過程でごく小さな埃が付着したものでしょう。これは、紙ヤスリで丁寧に表面を整え、もう一度、全塗装をしていただくようお願いしました。これだけ広い平面をムラなく完璧に仕上げるのは、まさに熟練の技です。

事例2:輝きへのこだわり。縁(ふち)の「艶」をもう一段階上へ

線香箱の枠や、お仏壇全体の縁の部分。「もう少し艶があれば、さらに荘厳さが増す」と感じ、再度塗装を重ねて艶を出すよう依頼しました。こうした細部へのこだわりが、お仏壇全体の品格を創り上げます。

メーカー様は、こうした私たちの細かなオーダーにも真摯に向き合ってくださいます。この信頼関係があるからこそ、最高の品質が実現できるのです。

■この一台が、皆様の「信心のお城」になるから

引き出しに使われる桐の木材、おリンの台、花瓶台…。一つひとつの部品が、それぞれの役割を持って輝いています。

私たちがここまで品質にこだわる理由。

それは、お仏壇が、宇宙大の力を持つ御本尊様をお護りする**「大切なお城」であり、皆様が日々真剣にご祈念される「人生の司令塔」**となる場所だからです。

その大切な場所に、一点の曇りがあってはならない。

作り手の魂と、私たちの祈りを込めて、最高の祈りの空間を皆様にお届けする。それが私たちの使命です。

これからも、皆様からの信頼にお応えできるよう、誠心誠意努力してまいります。

「桜梅桃李.com」を、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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