おはようございます。
皆様、今日もお元気でお過ごしでしょうか。
今朝も一万遍の唱題を終え、清々しい気持ちで一日をスタートしました。
その中で改めて感じた、信心の確信と喜びについて、少しお話しさせてください。
■一本の電話から感じた「仏法の智慧」
実は先ほど、ある方からお電話をいただきました。
そのお話は、当事者同士の話し合いだけでは、なかなか解決の糸口が見つからない、複雑な人間関係の課題についてでした。
私たちの周りでも、このような状況はよくありますよね。
お互いの思いが絡み合い、どうにも動けなくなってしまう。そんな時、人は無力感に苛まれてしまうかもしれません。
しかし、信心の眼で見るならば、そこには必ず解決の道があります。
■窮地を救う「第三の力」
当事者だけでは解決が難しい問題も、ふとした瞬間に現れた「第三者」の客観的な視点や、思いがけない一言によって、事態が好転することがあります。
まるで、固く結ばれた紐を、スッと解いてくれるような存在。
この「第三者」こそ、私たちが真剣に題目を唱えることで動き出す「諸天善神(しょてんぜんじん)」の働きなのだと、私は確信しています。
諸天善神とは、私たちを護り、助けてくれる宇宙の働きです。
真剣な祈りは、必ずこの働きを揺り動かします。そして、私たちの想像もつかない形で、一番良い方向へと導いてくれるのです。
悩んでいる当人が題目を唱え抜く中で、その祈りに呼応した人が現れ、心の響きに耳を傾け、解決への智慧を授けてくれる。
その結果、当事者たちが再び素晴らしい再スタートを切ることができるのです。
■「円満」「円融」「円強」の人生へ
人と人との関係が、まるで美しい円を描くように、満ち足りて(円満)、融け合い(円融)、そして強く(円強)なっていく。
これこそが、「南無妙法蓮華経」が持つ偉大な調和の力であり、私たちが目指す人間革命の姿なのだと、今朝の出来事を通して改めて深く感じました。
どのような困難な課題も、題目を根本にすれば、必ず乗り越えることができます。
この大確信を胸に、皆様と共に、今日一日を力強く出発してまいりたいと思います。
折しも、台風が近づいているようです。
皆様の地域に影響がありませんよう、心よりお祈り申し上げます。どうぞ、安全にお過ごしください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。