おはようございます。本日もお元気でお過ごしでしょうか。
茨城県古河市の創価学会仏壇専門店「桜梅桃李.com」、店長の島です。
これは、私の日々の実践である「お題目一万遍」を通して感じた、ありのままの体験記です。
昨日、あるお客様のお宅へ、特別注文のお仏壇をお届けする「納品の旅」へ行ってまいりました。それは私の仏壇職人としての人生においても、忘れられない素晴らしい一日となりました。今日は、その時に感じた熱い想いを、どうしても皆様にお伝えしたく、筆を執っています。
1,お客様のアイデアが、想像を超える「宝物」を生んだ日
今回お届けしたのは、お客様から特別なご注文をいただいた「虚空厨子(こくうずし)」です。
お客様の素晴らしいアイデアと、当店の技術を融合させた「液晶ガラス搭載・虚空厨子」は、正直に申し上げて、私自身の想定を遥かに超える、荘厳で美しいお仏壇として完成しました。
そして、納品設置の作業は、まさにミリ単位の精度が求められる真剣勝負。
わずかなズレも許されない緊張感の中、ピタリと、あるべき場所へ収めることができたのです。これは単なる技術力ではありません。お客様と、私たちと職人ささんの、そして見守ってくださる皆様の**「お題目」の力**が、この結果を生んでくださったのだと、心から確信しています。
2,未来の宝と、梱包材で見つけた「本当の喜び」
しかし、この日、私の心を最も揺さぶったのは、お仏壇そのものだけではありませんでした。
それは、私たちを出迎えてくれた、お客様ご一家の温かい姿です。
仲睦まじい素敵なご夫妻と、利発で愛らしいお子様。
私たちが梱包で使っていたプチプチ(緩衝材)や紙テープを見つけて、「これでゲームできるんだよ!」と無邪気に笑うお子様の姿に、私は胸がいっぱいになりました。
この子の純粋な笑顔と、ご家族の温かい眼差し。
その中心に、今回のお仏壇が新たな「心の拠り所」として加わる。
これこそが、私たちが届けているものの本当の価値なのだと、改めて教えられた瞬間でした。なんと尊いお仕事に従事させていただいているのかと、感動でいっぱいになりました。
3,この感動をエネルギーに。私の誓い。
あまりの感動と荘厳な雰囲気に、私は少し緊張してしまいました。
「もっとお写真や動画を撮らせていただけませんか」と事前にお願いしていたにも関わらず、その場で強くお願いすることができなかったのです。私の力不足、信心の攻め口の弱さだったと、少し反省しています。
ですが、この日の感動は、私の生命に深く刻まれました。
私の仕事は、単に「物」を届けることではありません。
ご家族の幸福な未来を、広宣流布の未来を、そして信心の喜びを、お仏壇という「宝物」と共にお届けすること。それこそが私の使命です。
これからも、この日の感動を胸に、一台一台、一人ひとりのお客様に、誠心誠意向き合っていくことを、改めてお誓い申し上げます。
皆様、どうかこれからもご支援、応援のほど、よろしくお願い申し上げます。