私たちは日々、お客様からお預かりした中古の創価仏壇や、次に大切に使ってくださる方へお届けする仏壇を、一台一台心を込めてメンテナンスしています。その中で、「仏壇の〇〇が調子悪いんだけど…」「自分でできることってある?」といったご相談をいただくことがよくあります。
そこでこのブログでは、私たちのリアルなメンテナンス現場から、お客様ご自身でできる簡単なチェックポイントや、よくある「困った!」の解決方法をシリーズでお伝えしていきます。今回は、仏壇の電灯がつかない時の意外な原因と対処法です!
「仏壇の電気がつかない!」よくあるお問い合わせ(リモコン式の仏壇の場合)
先日、メンテナンスを行っていた中古仏壇で、まさに「電気がつかない」という症状がありました。
せっかく綺麗にお仏壇をお飾りしても、明かりがつかないとどこか寂しく感じてしまいますよね。電球やLEDの球切れかな?と思われる方も多いかと思いますが、実は別の原因のことも少なくありません。
自分でできる!「黒い受信機」のコネクタをチェック
私たちも原因を調べ始めたのですが、なんと原因は意外なところにありました! それは、仏壇の電装部分にある【黒い受信機】と、そこにつながっている【コネクタ】です。
中古仏壇は、長年の設置や移動、清掃の際に、このコネクタ部分の接触がわずかにずれたり、緩んだりしていることがあるんです。
もしご自宅の創価仏壇(特に電動機能があるタイプ)の電灯がつかない場合は、電球やLEDを確認する前に、まずこの受信機のコネクタ部分をチェックしてみてください。 (※作業の際は、必ず仏壇の電源を切ってから行ってください。)
力を入れすぎず、優しくこのコネクタを一度「抜き差し」してみたところ…無事に電灯が点灯しました! 接触不良が原因であれば、これだけで直る可能性があるんです。
もちろん、私たちのメンテナンスはコネクタの抜き差しだけで終わりではありません。その後、コネクタがしっかり接続されるか複数回テストしたり、リモコンでの自動開閉のタイミング調整など、仏壇全体の機能がスムーズに働くよう細部まで丁寧に確認していきます。
今回メンテした仏壇は、最新型のLEDが計4箇所に搭載されており、電灯がしっかり点くと、美しいご本尊板や、この仏壇の下部にある可愛らしいグリーンの模様(図紙)が本当に綺麗に映えるんです。やはり、ご本尊様を荘厳に、そして大切にお祀りするためにも、仏壇の隅々まで気を配ることは大切ですね。
困ったら、まずはお試しを! そして私たちにご相談ください
創価仏壇の電灯トラブルでお困りの際は、焦らず**「黒い受信機のコネクタ抜き差し」**を、お客様ご自身でできる最初のチェックポイントとしてぜひ試してみてください。
もしご自身での解決が難しい場合や、その他のメンテナンス、クリーニングについてもお困りの際は、お気軽にご相談ください。
一台一台丁寧にメンテナンスされた中古仏壇を通して、皆様の温かい信心を支えたいと願っています。
中古仏壇をお探しの方、今の仏壇のメンテにお悩みの方は、ぜひ桜梅桃李.comのウェブサイトもご覧ください。
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