いつも温かいご購読、本当にありがとうございます。毎朝のお題目を根本に、日々感じる「なるほど」「そうか!」という気づきや、勇気と希望に繋がる信仰体験を、この場所からお届けできることに感謝しております。
さて、今日の「朝の題目体験記」昨日の出来事から感じた大切な学びについてお話しさせてください。
実は昨日、私はある一つの課題に、本当に多くの時間とエネルギーを注いでいました。全身全霊で、まさに「これでもか!」というほど粘り強く取り組んだのですが、残念ながら、どうしても望む結果を出すことができませんでした。
うーん、悔しい!その思いを胸に、「明日は絶対に叶えてやる!」と心に誓い、今朝も題目をあげ切り!また、汗ばむほど真剣に、その課題に挑んだのです。
しかし、どれほど時間をかけても、これ以上先に進めない壁にぶつかりました。そこで私は、改めて状況を見つめ直し、ある決断を下しました。
それは、今の方法にこれ以上固執せず、スパッと「諦める」という、別方向への転換でした。そして即座に、これは違う角度から、別の方法で解決していこう、と気持ちを切り替えることができたのです。
やると決めたら徹底的に、真剣に取り組む。しかし、状況を正しく見極め、時には潔く、素早く決断してパッと軌道修正する。この柔軟な「チェンジの力」こそが、これからの時代を、そして自身の人生を力強く前向きに生き抜く上で、非常に大切だと実感した体験でした。
この、粘り強さと潔さ、そして智慧ある転換を生み出す力は、まさに私たちが日々の勤行・唱題の実践の中で培わせていただいている仏法の力、お題目の功力(くりき)ではないかと感じています。
目の前の出来事に一喜一憂するのではなく、深く祈り、自身の生命力を燃え上がらせる中で、「変毒為薬(へんどくいやく)」の智慧が湧き、最善の道を選択できる勇気が湧いてくる。諦めることは敗北ではなく、より大きな勝利へのための、賢明な一歩となることもある。そんなことを肌で感じた、感動的な学びとなりました。
皆様も、もし今、何かに行き詰まりを感じていらっしゃるなら、どうかお題目の力を信じてください。粘り強く挑戦し続ける力、そして状況に応じた智慧ある決断を下す力、どちらも必ず湧いてきます。自身の可能性を信じ、前向きな一歩を踏み出していきましょう!必ず道は開けます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様の今日一日が、希望と勇気に満ちた素晴らしい一日となりますように。