今日は、清々しい晴れの土曜日!朝から気温も心地よく、本当に気持ちの良い一日が始まりましたね。
そんな今日、実は普段より一時間早く目覚めることができました。この貴重な時間を使って、ゆったりとお題目を一万遍唱えさせていただいたんです。そして、お題目の中で自然と頭の中を駆け巡る思考を丁寧にメモに取りながら、自分自身の心と深く向き合いました。
そこで、ハッとさせられる、とても大切な真実に気がついたんです。それは、私たちの信仰の根本原理の一つでもある、本因妙の信心、所詮自分がすべての因である」ということ。
私たちの人生で起こる出来事、出会う人々、そして未来。これら全ては、突き詰めれば「自分自身が何をするか」「何をしたいのか」「どうなりたいのか」という、自分自身の心と行動から始まっているのだ、ということです。
周りの環境は確かに存在します。でも、その環境にどう向き合い、どう活かしていくのかを決めるのは、紛れもなく自分自身なんですね。まさに、「依正不二(えしょうふに)」の原理そのものです。自分自身という「正報(しょうほう)」の生命が、私たちの住む世界や環境という「依報(えほう)」を創っていく。自分自身の一念、すなわち「何を願い、何を決意し、どう行動したいのか」という心が、現実を形作っていくのです。
南無妙法蓮華経と力強くお題目を唱え、心の中で祈っていること、題目のままに行動していくこと。そうすることで、信じられないような力強い後押しをいただき、まるで磁石のように願いが現実へと引き寄せられていくのを実感します。
もちろん、私たちが起こす行動には、「何のために」「誰のために」頑張るのか、という目的がとても大切です。もしそれが自分自身の個人的な欲望のためだけであれば、私たちの祈りを応援してくれるはずの諸天善神(しょてんぜんじん)も、きっと去って行ってしまうでしょう。
しかし、それが「自他共の幸福」、つまり自分自身の幸せはもちろん、大切な家族や友人、そして社会全体の幸せのためであるならば、諸天善神は惜しみなく、一生懸命に私たちを応援し、守ってくださるのです。
ですが、忘れてはいけない最も根本的なこと。それは、あなたが、そして私が、どれだけ真剣に、どれだけ必死に、毎日一歩でも前へ進もうと実践しているか、その姿以上の功徳や結果は決してない、ということです。
すべては、自分自身の「実践」にかかっています。
皆様と共に、この素晴らしい信仰を根本に、一日一日を大切に、より良い、そして心豊かな人生を歩んでいけたら、これほど嬉しいことはありません。
今日という一日も、自分自身の心に正直に、理想の一日となるように、しっかりと努力してまいりたいと思います。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!今日も素晴らしい一日となりますように。