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創価仏壇専門店店長:静岡のブツダンメーカーに「学びに出張」してきました報告

今回の静岡出張では、前日に1社、商品の完成の状態をチェックると言う最重要な機会を設けていただきました。
そして、現在の状態をつぶさに拝見すると、私が常に考えている「お客様が生涯求める最後のブツダンであり、それが今生人界で「このご本尊に対する最大の感謝を荘厳な仏壇で新たな信心で題目根本に総仕上げしていくぞ!」との目的で求めてくるのではないかという確信があるのです。
労働力不足・職人不足等業界だけでなく日本全体に蔓延している「人」「仕事」「心」など様々な課題が山積しています。その中で私たち「創価学会員」の果たす役割がいかに大きいか!大きな希望であるか!と言う事を日々考えれば考えるほど私は自分の使命について、真剣に考え日々精進していく真剣勝負であると心に刻んでおります。

翌日のブツダン工房は、社長様自らが私たちを温かく迎え入れてくださいました。

日々の祈りの拠り所となる仏壇が、厳選された木々からどのように加工され、一つの形になっていくのか。その木工の精緻な技術、そして仏壇の表情を決める塗装の奥深さについて、社長様から直接、詳細なご説明を伺うことができました。

その確かな技術を目の当たりにしながら、しかし、私の心には、ある一つの想いが強くこみ上げてくるのを止められませんでした。それは、現在の仏壇業界全体が抱える、根深い課題についてです。

作り手の皆さんは、会社員として真摯に、そして黙々と作業に打ち込んでいらっしゃいます。その丁寧な手仕事に、偽りはありません。ですが、業界全体を見渡した時、果たしてそこに「魂の躍動」や「お客様の人生を変えるほどの熱意」が宿っているでしょうか。

誠に申し訳ないという気持ちと、正直なところ、あまりに残念だという想い。

私は、仏壇が本来持つべき**「本当の魅力」が、業界から失われてしまっている**という実態を、改めて痛感せざるを得ませんでした。
効率やビジネスが優先される中で、作り手の情熱が見えず、ただの「モノ」として仏壇が作られ、売られていく。それが、今の業界の偽らざる姿なのかもしれません。

だからこそ、私の使命は明確です。

この失われた「魂」を、もう一度仏壇に吹き込むこと。

技術や素材はもちろんのこと、その先にあるお客様一人ひとりの「人間革命」を心から願い抜き、祈りの歓喜を共創する。

その情熱の炎を、私自身が燃え上がらせる。

それこそが、私、島幸弘と「桜梅桃李.com」が、この業界に存在する唯一の理由なのです。この学びと決意を、必ずやお客様への誠実な対応に繋げてまいります。

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